新規就農への道 ③ なぜ 認定農家の資格をとるのか?

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雨が凄いですね。台風が無事に通過して明日は気持ち良い晴れ間が広がりますように。

畑をやっていると色んなことがありますが「いいなぁ〜」という声も多く聞こえてきます。

僕もそうですがこの時代に畑に興味のある人は意外にも多いのかもしれないなぁと思います。

2017年 10月29日現在 20坪と150坪ほどの畑を2か所それぞれの地主さんからお貸し頂きお野菜を育てています。

本来なら農地法といって農地は認められたプロの農業者ではないと借りることが出来ないのですが、地域や友人のサポート、地主さんとのご縁に恵まれながらご好意で直接お貸し頂きました。

目指すところによっては自分たちが自給をするだけならもう充分な面積ですし、採れたお野菜を売り物として今すぐに販売も出来るのでわざわざ農家になるために1年間の研修をする必要はありません。

ではなぜ?僕が1年間の農家研修をするのか?

今日はそれをお伝えしたいと思います。


農地取得には高いハードルがある

畑をやってみたいと思う人がいます。

僕のような非農家出身の個人が地域のネットワークもなく農地を借りようとする場合、市営の家庭菜園に申し込んで3年間の権利をもらうという方法か、もしくは農地取得に必要な条件をクリアして地域の農業委員会の許可を得るという方法があります。

農業委員会の許可とは、作付けする作物の種類、耕作面積や栽培量、何をどれくらい作ってどれくらい売上るかなど事細かな経営プランを立て就農開始から5年後までにここ湘南では250万円以上の農業所得を達成させる営農計画を通るまで何度も何度も提出して認定農家の資格を取得することです。

その資格を得るにはまず認定基準を満たした農業施設や学校などのコースを修了するか研修農家として国が認めた農家で最低1200時間の研修をクリアすることが必須となります。

そういったプロセスを経てようやく農地を借りる権利が得られます。

残念ながらちょっとやってみたいなぁ〜ではなかなか出来そうにありませんね。


僕が出来るようになること

もちろん向き不向きありますが畑のある暮らしで人生がより豊かになる人もいます。

僕もそのひとりです。

もし僕がこの高いハードルを乗り越えて農地を借りられるようになると、そういった人たちの人生をサポートすることが出来るようになります。

幸せってとてもシンプルです。

お野菜が実るまでのドラマを味わったり、お天気や土壌環境を含めた自然との共生を心掛けるようになると当たり前のような毎日に感謝が芽生えたり自分の内側に豊かさの基盤が養われたりします。

その豊かさの基盤は僕みたいな精神世界を行き来する人間がこの時代を生きていく上で最も価値のある高価な財産です。

そこにお金や物などの物質的な豊かさを加えると人生はシンプルでありながらバランス良く楽しくより幸せなものとなる気がします。

だから僕は認定農家の資格をとり農地を借りられる存在になりたいのです。

誰もが気軽に土に触れられる。そんな環境を整えることでひとりでも多くの人の人生がより一層豊かに彩られると思うと僕が農家を目指す励みにもなります。

生業にしてしまうことを慎重に考えました。決して楽ではないけれど残りの人生を畑と一緒に生きる価値があるなぁと僕は心からそう思っています。

鳥の声や虫の声そんなみんなの幸せな声が響きわたる生命の豊かさに溢れた農園を目指して1年間の研修も楽しんでみたいと思います。

同じ志しの方の参考になれば幸いです。