インディペンデントの追求。独立系アーティストの生き方


2017年3月10日に久しぶりのアルバムをリリースした。アルバムと言っても今回はトータル21分の6曲入りEP。

正直言うと、曲数的にはもっと聴き応えのあるフルアルバムにしたかったんだけど、昨年秋頃から曲作りを始め、この時期にリリースすることを大前提に制作したので何とか6曲つくるのが限界だった。今回はボリュームよりもリリースまでのスピードの方が大切だったんだ。



少しだけ急いだ訳は昨年10月にバンド、HateItOrLoveItを脱退したこと。その後の僕の活動を言葉じゃなくて行動で示したかったから。少なくとも僕を応援してくれている人達には早くそれを知らせたかった。

なので年を明けてからはレコーディングした音をエディットする時間に充てたり、完成した曲をミックスしたり、マスタリングに出して仕上げたり、その間にCDを製品にする為のデザインや諸々の作業、PRや販促のアイデアを練りながら出来るだけの準備に持てる時間の全てを費やした。それが僕の音楽活動に必要な作業全てだからだ。



曲を作り、作品を完成させるのがアーティストの仕事なら、パッケージを作り、作品をリリースをするのはレーベルの仕事。その2つを同時に行いリリースすることが音楽的な意味でのインディペンデントとなる。つまりこの両方を一つにして楽しむ僕は根っからのインディーズ系アーティストなんだろう。

一般的にメジャーレコード会社に所属しないアーティストを売れないアーティストと呼び、それをアマチュア、すなわちインディーズと解釈をする人もいるけど、僕みたいにレーベル業務が大好きでメジャーレコード会社に所属することを目標にしない場合や、インディーズでも売れてるプロのアーティストの場合はそういった一般的な解釈も曖昧となる。



要するに職業分化する世の中の視線をいとも簡単に無視さえ出来れば自由に何にだってなれるんだ。アーティストっていうのは職業ではなく生き方だと思う。職業という狭い枠の中から抜け出すのが芸術家としての在り方、すなわちアーティストの生き方だ。


photo by Hiroshi Makino


僕は音楽を作り、音楽を届け、バーでお酒や食事を提供し、会話を楽しみ、サーフィンしながら海に心身を浸し、癒し、畑で作物を育てながら土に触れ、自分らしいファッションを追求し、菜食で身体を労わり、暖かいお風呂と屋根のある生活、奥さん、子供、両親、家族、友人そして自分にも感謝する。



そうやって独立した自由なスタイルの中で自分の芸術活動を表現し自分自身の元に何らかの利益を直接還元出来る環境こそがインディペンデントの醍醐味だと僕はそう解釈している。

試行錯誤しながら作品や自分自身を有名に育てあげるのも良し、名声から離れ独自のスタンスを貫くのも良しだし、とにかく一切の妥協なく自分が一番納得出来るやり方や環境で尚且つキラキラと輝きを放つ笑顔を伴う時、それがそのアーティストにとっての正解だと僕は思うんだ。



要するにアーティストは自分らしく輝いているかどうかだという一言に尽きる。

という事は自分らしく輝かしく生きることが出来れば誰もがみんな芸術家であり、アーティストってことになるよね。そこに職業や業種なんて関係ねー!なのだと思うんだ。



仕事をしない奴には分からないかもしれないけど、仕事は自分以外の愛する誰かの為にやるから辛くても頑張るし、頑張れるんだ。誰にだって頑張らなきゃいけない時がある。たとえ好きな職業についていなくても誰かの為に頑張っている人はカッコいい。眩しいんだ。だからつまらない顔をするなんてもったいない、職業ごときで人間本来の輝きを失う理由になんぞならないのだ。



僕はミュージシャンだとか、何だとかそういう職業分化なんてどーでもいいし、職業なんて関係ねーって思ってる。僕らは同じ人間だもん。だから一生懸命生きるあなたは今この瞬間も素晴らしいってことだし、額に汗して頑張ってる人はキラキラ眩しいなって思う。



おーい!みんな輝いてるかい!?どんな仕事でも一生懸命頑張る。そういう生き方って芸術的じゃない!?やりたいことだけやってカッコつけるだけがアーティストじゃないよ。

上手にお家を建てる大工さんも、泥だらけになって配管する水道屋さんも、綺麗に荷物を積んで安全運転でトラックに乗る運転手さんも、でかいステージで熱い演奏を魅せるバンドマンも、みんな誰かの為に一生懸命生きてる。

という訳で僕も今日も朝までお仕事頑張るぞ!



そして、まだ僕のCDを買って聴いてないよ!っていう人はぜひオンラインショップでGETして聴いて欲しい!綺麗に梱包してフライヤーにサインして最後までしっかりお届けさせて頂きます!それも僕の仕事なのだ!!!

ロックオブエイジズレコーズ。最高に気に入ってるインディーズな生き方だ。

https://rockofages.official.ec/