ソウルファーマー

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研修が始まって1ヶ月と1週間が過ぎました。

この短い期間で流れる濃厚な日々に心境も環境もスピーディーに対応しながら想像する未来へと巧みに変化を遂げて行きます。

年内でお店を辞め農家へと転換していく臨機応変な決断力もまた必要な要素です。

農家研修は学校ではなく農を生業へと志す者が無償で働くリアルな実践の学び場です。

一般的に習い事などお金を払って学ぶ事が当たり前だと考えれば無償で働き無料で学ばせてもらえる仕組みは双方にとって良い関係が成り立ちお金を動かさずして回る贈与経済の良い一例でもあると僕は思っています。

「好きが自分を動かす」という言葉があるように僕が農業に専従するためにまず必要だと思っている才能は「好き」と「楽しい」。

これに尽きるのではと確信しています。

何事も好きじゃないと嫌になるし楽しくなければ辛くなる。とてもシンプルなもの。

とは言え「好き」と「楽しい」だけでは乗り越えられない厳しさにも備えて柔軟に対応する為にも「シンプル」であることの意味は大変大きく不可欠な要素だとも感じています。


人間としてシンプルに生きたいと願った者に拓かれる農ある暮らしは生き方としても仕事としても煌びやかに輝きを放っています。少なくともこの僕を魅了して止みません。

ただし農業とは、信念や思想を含めた自分の理想を自分のやりたい農法に反映するこだわりや強さみたいなものも少し必要かもしれません。

孤立せずに周囲と共生しながら我が道を歩み、責任を持ってその実践の成果をこの現実世界に創造しなければならないのは言うまでもありません。

今から僕たちのお野菜を待っている各家庭の食卓を想像すると年間を通して切らす事なく届けることにプレッシャーもなくはありません。

でも僕にとって食べ物を育て生命を繋ぐという行為は「野菜を作る」というそんな単純なものではなく、まして物の売り買いの為の物質的な活動でもないのです。

偏屈に聞こえるかもしれないけれど捉え方や解釈というのをとても大切にしています。

このコントロール出来ない自然界とこの謎めいた壮大な宇宙を「好き」か「嫌い」か、「楽しい」か「辛い」か、どう捉えるかによって結果は大きく異なって行くのだとも思うのです。

そういった意味では自分の在り方や感じ方を常に問われ続ける仕事であり、向き不向き含めて自分に出来るか?と自問自答しながらチャレンジしなければならないとも思います。

そこも農業の魅力の一つなのだと僕は感じるのです。

そういった精神活動を軸に身体を動かし目に見えない土壌や植物の神秘を観察しながら丁寧にお世話して実を結んだお野菜が各ご家庭の食卓に並んだときの喜びは何処か野生的で本能的に魂がパッとひらくような感覚を覚えます。


紆余曲折しながらもようやく僕に生きる喜びと実感を与えてくれるものに出会えた気がします。

特に大好きな人とずっと一緒に力を合わせてシンプルながらも生活出来る有り難さを感じる毎日に感謝してもしきれません。

泥だらけのかじかんだ手を洗いながら暖かいお風呂に入るといつもそんな事を思います。

そして野良仕事を終えた僕の空っぽのお腹に入るお料理はなんとも形容しがたい美味しさがあるものです。

いよいよ今週末は千葉県市原市のHOT BEACHというお洒落なBARでライブです。

お世話になっているENDLESS SURFのパーティーということで楽しみです♫

ソウルファーマーを志しながらも、サーファーであり、パンクであり、ミュージシャンであることも忘れずに行きたいと思います。

今週末のライブでお会いする皆さんと楽しい時間を過ごしたいと思っています!

それでは♫

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